2015年1月1日木曜日

アライアンスイノベーション①

最近やっと家業を手伝ってみて分かったことは、「ベンチャー企業の経営は徹底的にアライアンスでやっていくしかない」ということだ(厳密に言うと、家業はベンチャーではなく100年間続く中小企業だけど…)

まあ、これは大手企業のトレンドとしても言えることだが、自社でのイノベーションには限界があり、他人のふんどしでビジネスをしよう(という表現は悪いかもしれないが…)、ベンチャー企業などのアライアンスによってイノベーションを起こそうというトレンドが強い。

それはベンチャー企業側にも言えて、時間とリソースが限られている状況で、自分自身で全て(開発~販売まで等)行うということが難しい、ということだ。

【戦略論ちっくな話】
ベンチャー企業の戦略立案についてだが、私の考えでは、「ポジショニングではなくリソースベースになってしまう」と言うことだ。
無論、"市場のここを攻める"ということはベンチャー企業にとっても大切だが、やはりそれは資源が対等な企業同士、特に大企業同士が前提で、ポジションを決めてアプローチをしていく、という感じだろうか。

10名以下のメンバーの企業などでは、メンバーの強み、バックグランド、ネットワーク、位置している地域の特性などのリソースをもとに戦略を練る傾向にある。

そのため、地域創生などの地域性やアクセスビリティの高い企業と提携・連携し、ビジネスを創るないしはイノベーションを起して行く方向になるかと思う。

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